経済産業省は2023年度の補正予算案に、総額4兆5千億円を計上する方針を固めた。ガソリンや電気・ガス料金の補助として約8千億円をあてたほか、半導体や生成AI(人工知能)の開発支援、25年開催の大阪・関西万博の事業費などを盛り込んだ。
朝日デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASRC95H98RC9UTFK00K.html
ガゾリン高騰で困っている人も多いはず。
あまりにガソリンが高くなったため、国が販売会社に対して補助金を出し、少しだけガソリンは安くなっている。
しかし、補助金が出たとしても、ガソリンが安くなったと感じている人は少ないと思う。
そもそもガソリン税がいくらなのか確認しておく。
ガソリン税(53.8円)=揮発油税(48.6円)+地方揮発油税(5.2円)
ガソリン1リットル170円の場合、金額の内訳は、ガソリン自体の価格は98円。
ほかはガソリン税(本則税率)28.7円、ガソリン税(暫定税率)25.1円、石油税2.8円、消費税15.4円
石油に課せられている税金は、石油石炭税・石油製品関税・石油ガス税・ガソリン税・軽油引取税・航空機燃料税の6種類。
石油諸税による税収の総額は4兆円を超えています。
その一部を補填するくらいなら、ガソリン税自体を下げればいいのではないか?
そんな風に考えるのが普通だと思う。
しかし、財務省の体質で、減税は愚策としてマイナス評価されると言われている。
補助金を出しても税金は下げないのが財務省のやり方のようだ。
いやはや価格高騰に文句を言っても仕方のないことなので、自分の資産は自分で運用して守るしかない。